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皆さんこんにちは!
塩見木工所、更新担当の富山です。
リフォームやリノベーションを検討している皆さんへ、今回はその空間づくりの中でも“家具建具工事”にフォーカスしてご紹介します。
間取り変更や内装の一新だけではもったいない!せっかく工事をするなら、オーダー家具や建具で“暮らしやすさ”をさらにグレードアップしませんか?
「家具工事」とは、据え置きではない、**造り付け家具(造作家具)**のこと。収納棚やテレビボード、カウンターなどを空間に合わせて現場施工する工事です。
「建具工事」とは、ドア・引き戸・襖・間仕切りなど、空間を仕切る要素の取り付け・交換工事を指します。建具は日常の動線を支え、空間の印象も大きく左右する重要な部分です。
この2つをリフォームに上手に取り入れることで、家全体の快適さ・機能性・デザイン性が格段に向上します。
最近人気の“壁面収納”は、既製品の家具では対応しにくい壁サイズや天井高に合わせてピッタリ設置できます。
テレビ台・本棚・家族の共有収納が一体化して、生活感を抑えたスッキリ空間に仕上がります。
「在宅ワークが増えて仕事に集中できない」「子どもたちの勉強スペースを分けたい」など、プライベート空間のニーズが増加中。
引き戸や可動間仕切りを導入すれば、開ければ広く、閉めれば個室風とフレキシブルな空間づくりが実現します。
建具は住まいの印象を左右する大きな要素。古いドアを天然木風の建材やガラス入りのスタイリッシュな建具に変えるだけで、空間が一気にモダンに生まれ変わります。
また、ドアの開き方や取っ手の高さを変えるだけでも、生活動線が驚くほどスムーズになることも。
家具建具工事の魅力は、空間に溶け込む自然さとオーダーメイドならではの使いやすさにあります。
見た目の美しさだけでなく、住む人のライフスタイルに沿った動線設計、収納力、手触り、手入れのしやすさなど、細やかな配慮を込めてプランニングすることが大切です。
「見た目だけ」で選ばず、生活動線やメンテナンス性も考慮しましょう。
ペット対応・小さなお子様向けなど、暮らし方に応じた建具素材の選定も重要です。
バリアフリーの観点で、引き戸化やドアノブの形状変更もおすすめです。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
塩見木工所、更新担当の富山です。
今回は、一般的な市場での住宅以外での家具建具工事の実例をご紹介します!
住宅だけでなく、オフィスやカフェ、レストラン、商業施設など、あらゆる空間において、家具や建具は「印象」と「使いやすさ」の両方を担う大切な要素です。
現代のオフィスでは、「オープンすぎず閉鎖的すぎない」空間設計が求められます。
例えば、
フレキシブルに仕切れる可動式の間仕切り建具
会議室や打ち合わせスペースに防音性の高い引き戸
収納を兼ねた造作壁+スライドパネル
など、建具の工夫次第で業務効率も格段にアップします。
また、木目を活かしたデザインにすることで、硬くなりがちな空間にぬくもりを与えることもできます。
飲食店では、「デザイン」と「機能性」の両立が非常に重要です。
お客様の目に最も触れるカウンターやテーブルは、**お店の“顔”**とも言えます。
カウンターは経年変化を楽しめる無垢材で製作
テーブルは傷がつきにくいウレタン仕上げ
オーダー製作で店の雰囲気や導線に合わせたレイアウト
など、世界に一つだけの空間をつくり上げます。
現場での納まりを確認しながら、ミリ単位での調整をするのも職人の腕の見せ所です。
什器とは、商品を陳列・収納するための棚や展示台のこと。
アパレル・雑貨・食品など、業種ごとに異なる見せ方の工夫が必要です。
ブランドロゴに合わせたカラーリングと照明配置
商品に合わせて可動棚や収納をカスタマイズ
強度を保ちつつ軽量化された構造
「商品が一番輝くように魅せる什器」を作るには、デザイン性だけでなく、耐久性や安全性への配慮も欠かせません。
既製品をただ並べるのではなく、空間そのものを読み、最適な家具・建具を創り出すのが私たちの仕事です。
オフィスや店舗では、搬入経路の制限や既存内装との調和など、住宅とはまた違った難しさがあります。
それでも、“空間全体の中での一体感”を大切にしながら設計・製作を行うことで、機能性と美しさを両立した仕事が実現するのです。
どんなに立派な建物でも、家具や建具がチグハグでは台無し。
逆に、細部にまでこだわった建具ひとつで、空間の格がグッと上がるんです。
これからも私たちは、住宅だけでなく、店舗やオフィスなど幅広いフィールドで、
“空間と人をつなぐ家具建具”を届けていきたいと思っています。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
塩見木工所、更新担当の富山です。
今回は、私たちが日々製作している木製家具や建具を長く使うためのメンテナンス方法をご紹介します。
せっかくこだわって作った家具や建具も、使いっぱなし・放ったらかしにしてしまうと、どうしても劣化が早まってしまいます。
でも逆に、日々のちょっとしたお手入れで、驚くほど長持ちさせることができるんです!
木の家具は、見た目にも温かみがあり、どんな空間にもなじむ素晴らしい素材です。
でも、木は“生きている”素材でもあるので、ちょっとした気遣いが必要なんです。
木製の扉や棚、テーブルなどに付着したホコリは、柔らかい布で乾拭きするのがベストです。
ついやってしまいがちな「水拭き」は、木材の表面に水分が染み込み、反りや変色の原因になることがあるので避けましょう。
どうしても汚れが気になる場合は、軽く絞った布に中性洗剤を少量含ませて拭いた後、すぐに乾拭きで水分を拭き取るのがポイントです。
扉の蝶番(ちょうつがい)やレールの動きが悪くなったな?と思ったら、専用の潤滑油(KURE 5-56など)をサッとさすだけで動きが劇的に良くなります。
ギーギー音がしていた建具も、スムーズに開閉できるようになりますよ!
注意点としては、さしすぎないこと。布で拭き取るくらいの量に留めましょう。
「テーブルに物をぶつけて傷がついた…」「ドアの角がちょっと欠けた…」
そんなときに便利なのが木製家具用の補修キット。ホームセンターでも手軽に手に入ります。
クレヨンタイプのものや、ペン型の補修材を使えば、小さなキズや色落ちをササッと修正できます。
また、アイロン+濡れタオルで蒸気を当てる方法は、木材のへこみを戻す裏ワザとしても有名です(無垢材に限ります)。
木は湿度によって伸び縮みします。
梅雨時は膨らみ、冬場の乾燥では収縮します。この性質が原因で、
扉が閉まりにくくなる
隙間が空く
表面がひび割れる
といった不具合が発生することもあります。
除湿機や加湿器を上手に活用して、湿度を40~60%に保つことが家具にとって理想的な環境です。
家具も建具も、手をかければかけるほど応えてくれるものです。
毎日触れるものだからこそ、日常的なケアがそのまま寿命に直結します。
「長く使いたい」「次の世代にも残したい」
そんな思いを持っていただける家具や建具こそ、私たち職人にとって何よりの喜びです。
次回は、住宅以外での家具建具工事、オフィスや店舗での実例をご紹介します。
実は、お店づくりにも建具職人の腕が光っているんです!
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
塩見木工所、更新担当の富山です。
~素材を知れば、空間づくりがもっと楽しくなる~
建具や家具の美しさ・耐久性・印象を左右するのが、何といっても**“素材選び”**です。
同じデザインでも、使う素材が違えば、まったく違う質感・雰囲気・使い勝手になります。
ここでは、実際の建具工事や家具製作でよく使われる素材を紹介しながら、特徴・用途・選び方のポイントをご紹介します。
天然の木材そのものを使用する高級素材。木のぬくもりや風合い、年輪の美しさが楽しめます。
【メリット】
◎ 高級感がある
◎ 強度が高く、長く使える
◎ 経年変化で色味や艶が深まる
【デメリット】
▲ 湿気や乾燥により反りや収縮が起こる場合がある
▲ コストが高い
特注ドアや造作家具、和室の障子や床の間、玄関収納など、空間の“顔”になる場所にぴったりの素材です。
本物の木を0.2~0.5mmほどの薄さにスライスし、合板に貼り付けたもの。
【メリット】
◎ 無垢材に近い見た目
◎ コストを抑えられる
◎ 安定性が高く、反りにくい
【デメリット】
▲ 傷がつきやすい
▲ 表面を削ると中の合板が出るため再仕上げ不可
デザイン性が求められる収納扉、カウンター、室内ドアなどに多く使用されます。**「本物志向+コスト意識」**のある方に人気です。
樹脂を含浸させたシートを合板に貼りつけたもの。 強度と耐水性に優れ、住宅・施設ともに多用されています。
【メリット】
◎ キズ・汚れ・水に強い
◎ 色柄バリエーションが豊富
◎ メンテナンスが簡単
【デメリット】
▲ 見た目は本物の木材より若干人工的
▲ 硬いため、端部が割れると補修が難しい
洗面所・キッチン・オフィス家具・商業施設の什器など、メンテナンス重視の場所に最適な素材です。
素材には一長一短があります。
どんな空間に、どんな目的で使うのか――を明確にすることが素材選定の第一歩です。
| 用途 | おすすめ素材 |
|---|---|
| 高級感・木のぬくもりを出したい | 無垢材・突板 |
| コスト重視で機能性を保ちたい | メラミン化粧板 |
| 湿気の多い場所 | メラミン/樹脂系合板 |
| 経年変化を楽しみたい | 無垢材 |
デザイン・素材・施工精度――
この3つが揃ってこそ、美しく、長く使える建具・家具が生まれます。
素材の特性を正しく知り、職人の技術と組み合わせることで、空間に心地よさと機能性を与える施工が実現できるのです。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
塩見木工所、更新担当の富山です。
~スムーズな開閉と空間の質感を支える職人の技~
今回は、内装工事の中でも“空間の完成度”に大きく関わる建具工事について詳しくご紹介します。
建具とは、ドア・引き戸・障子・ふすま・サッシなど、空間の仕切りや出入口を形成する可動式の部材を指します。見た目の印象はもちろん、使いやすさ・防音性・断熱性などにも大きな影響を与える、非常に重要な仕上げ工事です。
とくに最近では、デザイン性の高い建具やバリアフリーに配慮した仕様など、機能性と美観を両立した建具が求められています。
まずは、使用場所や動線、空間デザインを考慮しながら、適切な建具の形式を選びます。
開き戸(片開き・両開き):最も一般的で、住宅のトイレや個室のドアなどに多く使用されます。
引き戸(片引き・引き違い・引き込み):開閉スペースが少なく、バリアフリーにも対応しやすいため、高齢者施設やリビングで人気。
折れ戸:収納スペースや脱衣所など、コンパクトに開閉できるのが特徴。
吊戸(上吊り式引き戸):下にレールがなく掃除がしやすいため、最近の住宅で人気です。
使いやすさはもちろんのこと、開閉のしやすさや耐久性にも注目して選定する必要があります。
建具の種類が決まったら、次は開口部の寸法・水平・垂直をミリ単位で調整します。
下地の狂いを修正し、建具枠を取り付ける準備を整える
枠の厚みや建物の構造体との取り合いをしっかりと計測
フローリングや壁材との境界部の納まりを事前に確認
わずかなズレが、扉のひっかかりや不自然な音の原因になるため、ここが最重要の工程のひとつです。
次に、実際の建具枠(木枠・アルミ枠など)を取り付け、丁番やレールを用いて本体を設置していきます。
レベルや垂直をチェックしながら仮止め → 本締め
扉がスムーズに開閉するように調整(隙間、戸当たり、遊びの確認)
引き戸の場合は戸車の高さ調整やストッパーの位置決めが重要
音鳴り・閉まりのスピードなど、細かい“動き”の仕上げにこだわる
木製建具や障子などの天然素材は、湿度や季節による伸縮や反りも想定して施工する必要があります。
最後に、開閉に関わる金物類の取り付けを行い、施工完了です。
ドアノブ・レバーハンドル・鍵
ソフトクローザーやドアストッパー
スライドレールやサッシのクッション材 など
使いやすさだけでなく、安全性やデザイン性にも直結するため、お客様の要望に合わせた選定と調整が求められます。
建具は、室内空間を快適に仕切り、空気・音・光をコントロールする役割を担っています。
開閉がスムーズでストレスがなく、美しく納まっているかどうか――それが、建物全体の“完成度”に大きく影響します。
だからこそ、職人の精密な調整と、現場に応じた柔軟な施工判断が不可欠なのです。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
塩見木工所、更新担当の富山です。
徐々に暖かくなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?
さて、本日からシリーズ更新が始まります!
家やオフィス、店舗などの空間を作る上で、欠かせないのが家具建具工事です。私たちが普段何気なく使っているドアや収納、パーティションなどの設備は、実は専門の職人によって丁寧に作られ、取り付けられています。
「家具建具工事って具体的にどんな仕事なの?」
「家具と建具の違いって?」
そんな疑問を解決するために、家具建具工事の基本について詳しくご紹介します!
家具建具工事とは、建物の内部にある家具やドア、仕切りなどを製作・取り付け・調整する工事のことを指します。
例えば、新築の住宅やリフォーム工事では、**収納棚やキッチンカウンターを造作したり、室内ドアや窓枠を設置したりする工事が行われます。**また、オフィスでは、空間を区切るためのパーティションや間仕切りの設置が必要になります。
こうした工事は単なる装飾ではなく、使いやすさや耐久性を考えた設計・施工が求められます。つまり、家具建具工事は空間の機能性や快適さを向上させる重要な工事なのです!
✅ 住宅での家具建具工事
✅ オフィスでの家具建具工事
✅ 店舗での家具建具工事
「家具」と「建具」はどちらも室内にある設備ですが、それぞれ役割が異なります。
家具工事では、収納棚やキッチンカウンター、デスクなどの「造作家具」を設置する工事を指します。オーダーメイドの家具を作る場合、デザインやサイズを自由にカスタマイズできるのが特徴です。
📌 家具工事のポイント
✅ スペースにぴったり合った収納を作れる(無駄な空間をなくせる!)
✅ 既製品にはない、こだわりのデザインを実現できる
✅ 使いやすさや耐久性を考えた設計が可能
建具工事では、ドアや障子、引き戸、窓枠など「建物の開口部」を作る仕事を指します。建具は空間を仕切る役割を持ち、動きがスムーズであることが重要です。
📌 建具工事のポイント
✅ 開閉しやすいスムーズな動作が求められる(歪みや傾きに注意!)
✅ 防音・断熱などの機能性も考慮する
✅ デザイン性と使いやすさのバランスが大切
| 種類 | 主な役割 | 具体例 |
|---|---|---|
| 家具工事 | 収納や作業スペースの確保 | キッチン収納、オフィスキャビネット、本棚 |
| 建具工事 | 空間の仕切りや開閉機能 | 室内ドア、引き戸、窓枠、障子 |
住宅やオフィスの機能性を向上させるためには、家具工事と建具工事のバランスが重要です。
例えば…
✅ 収納と間仕切りを一体化させた造作家具(スライド収納扉付きの本棚など)
✅ 空間に馴染むデザインのオリジナル建具(無垢材を使った引き戸など)
このように、家具工事と建具工事を組み合わせることで、より快適な空間を作ることができます。
家具建具工事は、単に「物を作る仕事」ではなく、人々の暮らしをより便利で快適にするための工事です。
例えば、狭い部屋でも壁一面に収納を作ることで、スッキリとした空間に。家具や建具の配置によって、部屋の印象を大きく変えることができます!
オーダーメイドの家具や建具は、しっかりとした素材で作られるため、既製品よりも長持ちします。ライフスタイルに合わせた設計ができるのもメリット!
デザインやサイズ、機能性を自由に決められるため、世界に一つだけの家具や建具を作ることができます!
家具建具工事は、住宅やオフィス、店舗などの快適な空間作りに欠かせない工事です。
✅ 家具工事 → 収納棚やキッチン、カウンターなどの「造作家具」を作る
✅ 建具工事 → ドアや窓、引き戸などの「建物の開口部」を取り付ける
オーダーメイドの家具や建具を取り入れることで、使いやすさとデザイン性を両立した空間を作ることができます!
次回は、「家具工事の流れ!オーダーメイド家具ができるまで」について詳しく解説!
「オーダーメイドの家具ってどうやって作るの?」
「どんな工程を経て出来上がるの?」
そんな疑問にお答えしますので、お楽しみに!
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