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塩見木工所のよもやま話~第12回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県日向市を拠点に木製家具や建具の製作を行っている

塩見木工所株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

内装工事との関係

~仕上がりを決定づける家具建具工事~

建物の完成において「内装工事」は最後の大きな工程です。

クロス貼りや床仕上げと同じように、家具建具工事もこの内装工事に含まれ、空間の仕上がりに大きな影響を与えます。


内装工事の流れと家具建具の位置づけ

 

内装工事の流れを大きく整理すると以下のようになります。

  1. 下地工事(壁・天井の骨組み、ボード貼り)

  2. 仕上げ工事(クロス貼り、床材施工、塗装など)

  3. 家具建具工事(収納家具、扉、窓枠の設置)

家具や建具は、クロスや床が完成した後に取り付けられることが多く、いわば内装の仕上げを完成させる最終工程の一部です。


家具建具工事が内装に与える影響

 

1. デザイン統一感

壁紙や床材と家具・建具の色味や素材感がマッチしているかどうかで、空間の印象は大きく変わります。たとえば、ナチュラルウッドの床材に白い収納家具を合わせれば、明るく清潔感ある空間に。逆にダークカラーの建具を合わせれば重厚感が演出できます。

2. 機能性の最終仕上げ

収納家具の容量やドアの開閉方向など、日常生活に直結する部分を整えるのが家具建具工事です。これにより「実際に住んだときの快適さ」が完成します。

3. 空間演出の決め手

家具の造作やドアのデザインは、インテリア全体の雰囲気を決定づけます。シンプルモダン、和モダン、北欧風など、コンセプトに沿った建具選びが重要です。


内装仕上げとしての責任

 

家具建具工事は、内装の最終仕上げを担うため、少しのズレや不具合が全体の完成度に直結します。

ドアが閉まらない、収納棚が傾いている、といった不具合は施主の満足度を大きく損ないます。

だからこそ、精密な採寸と正確な施工が欠かせません。


まとめ

 

  • 家具工事と建具工事は、空間機能とデザインを支える「両輪」

  • 内装工事の最終段階で行われ、仕上がりの質感を大きく左右する

  • デザイン性・機能性・精度が揃うことで、初めて「快適な空間」が完成する

つまり家具建具工事は、内装工事の中でも住まいの完成度を決定づける重要な工程なのです。

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

弊社は宮崎県日向市を拠点に木製家具や建具の製作を行っております。

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