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塩見木工所のよもやま話~第24回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県日向市を拠点に木製家具や建具の製作を行っている

塩見木工所株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

📏 寸法精度の重要性とは?

家具建具工事は「1mmの差」が仕上がりを左右する

家具建具工事において、仕上がり品質を決める最大の要素の一つが
寸法精度です。

図面通りに製作したのに、現場で「入らない」「隙間が目立つ」「建付けが悪い」といった問題が起こることがあります。
その大きな理由は、建築現場には壁や床の微妙な歪み(不陸・倒れ・ねじれ)があるためです🏗️

つまり、家具建具工事では
正確な採寸現場に合わせた調整が不可欠。
この2つを丁寧に行うかどうかで、見た目・使い勝手・耐久性まで大きく差が出ます🔧


🧱 なぜ現場には寸法誤差が出るのか?

建物は工場製品と違い、現地施工で完成していきます。
そのため、どれだけ丁寧に施工しても、ある程度の誤差は発生します。

例えば…

  • 壁がわずかに倒れている

  • 床に高低差がある

  • コーナーが直角ではない

  • 天井が水平から少しずれている

  • 下地位置が図面と微妙に違う

この誤差を無視して家具や建具を製作すると、
現場での取付時に不具合が発生しやすくなります⚠️


👀 寸法精度が不足すると起きる不具合

寸法の詰めが甘いと、次のような問題につながります。

❌ 家具が所定位置に収まらない
❌ 扉が擦れる、閉まりにくい
❌ 引出しのクリアランス不良
❌ 見付け・目地が不揃い
❌ 不自然な隙間や段差が目立つ
❌ 現場での追加加工が増え、工期が遅れる

特に造作家具や建具は、空間に対して“ぴったり納まること”自体が品質です。
わずかなズレでも、施主様や利用者様には意外と目立って見えてしまいます。


📐 正確な採寸で押さえるべきポイント

採寸は「幅・高さを測るだけ」では不十分です。
実務では、以下のような多面的な確認が必要です。

✅ 複数点測定

開口寸法は上中下、左右で測り、最大値・最小値を把握。
一点計測のみで判断しないことが基本です。

✅ レベル確認

床の不陸や天井のレベル差を確認し、基準ラインを統一します。

✅ 垂直・水平・直角の確認

レーザーや下げ振りを活用し、壁の倒れやコーナー角度をチェックします。

✅ 取り合い確認

巾木、見切り、設備機器、コンセント、スイッチ位置との干渉を事前確認します。

✅ クリアランス設計

施工誤差や材料の伸縮を見込んだ“逃げ寸法”を計画に反映します。

このひと手間が、現場での手戻りを大幅に減らします✨


🛠️ 「調整力」も寸法精度の一部

家具建具工事では、工場で高精度に製作しても、
最後は現場での調整によって完成度が決まります。

  • フィラー材で壁際の見込み調整

  • 金物で扉の建付け微調整

  • 台輪や支持脚でレベル調整

  • 現場カットで取り合い調整

つまり、寸法精度とは「数値を正確に出す力」だけでなく、
現場誤差を吸収して納める技術まで含めた総合力です🔩


🤝 品質・工程・コストを守る共通言語

寸法精度が高い現場は、結果としてすべてがスムーズです。

🌟 品質が安定する
🌟 手直しが減る
🌟 工期遅延を防ぎやすい
🌟 余計なコストが発生しにくい
🌟 お客様満足度が高まる

逆に、採寸や調整が曖昧だと、
「急な再製作」「現場加工の増加」「他業種との工程干渉」など、負担が連鎖します。
だからこそ、寸法精度は現場全体を守る“基盤”なのです📌


✅ まとめ:家具建具工事は寸法精度で決まる

建築現場には、壁・床・天井の微妙な歪みが必ず存在します。
その前提に立って、正確な採寸と適切な調整を行うことが、
家具建具工事の品質確保には欠かせません。

  • 現場の実寸を正しく把握する

  • 誤差を見越した製作計画を行う

  • 取付時の調整で最終精度を高める

この積み重ねが、美しい納まりと使いやすさ、そして長期的な満足につながります😊

次回もお楽しみに!

 

 

 

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