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皆さんこんにちは!
宮崎県日向市を拠点に木製家具や建具の製作を行っている
塩見木工所株式会社、更新担当の富山です。
目次
家具建具工事は、見た目のデザイン性と、使いやすさ・耐久性の両立がカギ。
しかし、現場では「ちょっとした計測ミス」や「素材の選定ミス」が、大きなトラブルに直結することも少なくありません。
今回は、プロの視点から、家具建具工事で絶対に外せない**“鉄則”**を一般的な市場での例を基に解説します!
家具や建具は、設置スペースにピッタリ合うことが命。
1ミリのズレが、開閉不良や見た目の歪みにつながります。
特に最近はスライドドアや引き戸が増えているため、下地の精度も重要です。
湿気が多い場所 → 耐水合板や樹脂化粧材
高級感重視 → 天然木突板仕上げ
省コスト+軽量 → MDF+化粧シート
無垢材は美しいですが、反りや割れに注意。用途と環境を踏まえた素材選定が鉄則です。
扉や引き戸は、開閉のスムーズさが最重要ポイント。
丁番・レール・戸車の品質管理を怠ると、施工後すぐに不具合が発生します。
特にソフトクローズ機能付きは、メーカー指定の部品を正しく取り付けることが必須。
最近は大型ガラス建具やハイドアが人気ですが、重量や耐久性の問題が出やすい分野。
安全ガラスを使う
下地補強をしっかり入れる
など、デザイン性だけでなく、安全性も常に考慮する必要があります。
「見た目重視でビスを隠す」
「扉の裏に調整スペースがない」
こうした施工は、後々の修理が困難になる典型例です。
家具建具は長く使うもの。メンテナンスしやすい構造を考えるのもプロの仕事です。
家具建具工事は、精度・素材・安全性・デザインのすべてを満たす必要があります。
そのためには、ミリ単位の精度と、将来を見据えた施工計画が欠かせません。
次回は、さらに**「最新の家具建具トレンド」や「省エネ・エコ対応の新素材」**についてもご紹介します!
次回もお楽しみに!
宮崎県日向市を拠点に木製家具や建具の製作を行っております。
お気軽にお問い合わせください。